今年、最後の釣行は、一泊二日の源流釣行でした。 今回は、その最後の日の釣行の記憶です。 渓流の季節が終わってしまった。 いくつかの河川では,まだ禁漁となっていないところがある。 まだ、まだ釣りをしようと思えば釣りは出来る。 だが、僕は、釣りをしない。 この季節は、禁漁と決めている。 それは、禁煙や禁酒の類と一緒のようなものだ。 たまに、どうしても、釣りに行きたくなって管理釣り場なんていってしまうけれど 基本的には、禁漁。 来年の三月まで僕は熊のように冬眠するのである。 かといって、釣りの事を忘れるのではない。 フライフィッシングは、アウトドアだけではなく、インドアとしての楽しみもある。 それは、タイイングだが・・・それは、後々にするとして、今回は最後の釣行について掲載しよう。 九月二十五、六日、源流釣行へ行った。 一日目、早朝八時に家を出発し、釣り場に到着したのが、午後の三時 車で四時間、歩きが三時間。 そこから、釣り上がって約三時間で辺りがくらくなり、ヘッドライトを点灯させ、テントを設営した。 釣果の方は、まるっきり駄目、ドライフライに一回だけ魚がアタックしてきてのらなかった。 友人と、二人の釣行なのだけど、友人は餌でやり、手のひらサイズのアマゴが一尾釣れただけだった。 テントを設営し終わって、僕と友人の二人は釣り談義で盛り上がりながら、ウイスキーを呑む。 また、山の中で呑む酒ってのは最高に上手い。 ついつい、呑みすぎてしまって、テントでぐっすり。 二日目に望みをかける。 二日目は、ちょっと二日酔い。 山を歩いた疲れと、酸素の希薄なところへ強い酒で体調が芳しくなかった。 まだ、薄暗いうちから釣り上がる。 「おーい、釣れたよ」 アマゴを友人は持ってくる。 「よかったね」 祝福をおくる。 また、また、「釣れた、釣れた」 友人は言う。 かなり、釣っているようである。 二十二三センチの岩魚がかなり釣れていた。 「まだまだ、朝で、活性が低いから、フライにはでない」 そう言いながら釣り上がった。 しかし、出てこない。 日が出始めてから、やっと、フライに魚が出た。 手のひらサイズの小さなアマゴ。 これを機に一気に釣れるかと思うと、全然出ない。 魚の姿は見えている。だが、その頭上にフライを落としてあげると、チラッと魚はフライを見て こんなもの食えるかとでも言っているかのように、堂々と定位している。 見えている魚を釣ろうと、フライを交換していると 「さっき、あそこで釣れてさ」 友人が後ろから通って、僕の狙っている上をやる。 すると、魚の姿は、雲隠れ。 どこかに行ってしまった。 僕の心中穏やかではない。 この日は、こんな感じで、結局、僕が三尾のアマゴ。 友人は、二桁の岩魚を釣った。 沈ませる釣りと浮かせる釣りの結果がはっきりでた一日であったと思う。 上で出るのはアマゴで、下で出るのは全て岩魚。 こんな事なら、ニンフで沈めてあげればよかった・・・。 これで今年の渓流は終わってしまいました。 なんだか、最後の釣行は、ほろ苦い、課題が残った釣りとなりました。 昨年の最後の釣行とはまた違った釣行になってしまいました。 でも、たとえ三尾でも釣れて良かったです。 そう、思うしかありません。 |