2004.9.9フライとの出会い 今回はフライフィッシングをやり始めた事の事を少し書いてみようと思います。 「フライフィッシングを始めてから何年になるだろうか・・・ 二十歳くらいのときにフライフィッシングと出合ったのだから。 もう九年くらいになるのか。 多少のブランクがあったから、正確には九年とは言えないが。 とにかく、フライと出会ってから九年になる。 いまだに上手く釣れないのだが・・・」 そういえば、まだ、フライフィッシングを始めた頃は渓流で魚が釣れるとは思いませんでした。 当時、釣り好きの人と知り合って管理釣り場でフライフィッシングをを教えてもらいました。 ルアーと、フライの両方で釣りをしたのですが、どうもフライはキャスティングが上手くいかず 思ったところにラインが飛びません。 まあ、僕は、渓流の餌釣り専門でしたから、ラインはそんなに飛ばさなくてもいいという思いがあっ たのですが、糸が絡まったりなんだりと釣りをするどころでは、ありません。 それに、管理釣り場で人がわんさか居る所で投げるのです。 下手なのが丸見えで羞恥心の強い僕は恥ずかしくて仕方がありませんでした。 でも、魚は釣れました。 浮き釣りみたいにインジげーターという浮きのような目印をつけて毛鉤を水面下に沈め、インジゲ ーターを見つづけているとインジゲーターが見事沈みます。 その時竿を上げてあわせると魚がつれました。 「面白い」 「これは、渓流でやっている餌釣りと変わらない」 そこで何日か経っていつも行く渓流で試してみることにしました。 餌釣りでやれば、そこそこ釣れる川です。 それに、人の数は圧倒的に管理釣り場と比べれば少ないので、キャスティングが下手だろうが なんだろうが気になりません。 僕は、そこで餌釣りのようなアウトリガースタイルでフライラインをあまり出さずリーダーという テーパーが付いた糸だけで毛鉤を沈めて釣りました。 魚は、釣れませんでした。 その頃僕は餌釣りには自信があって釣りに行ってボーズということがなかったのでその時はショ ックでした。 でも、何度かやっていけば釣れるだろうと思い通い続けました。 それでも、釣れたのは一尾だけ。それも、手の中指くらいのが一尾。 「この釣りは釣れない」 餌釣りでやるのと同じポイントを流してやり、魚がいない訳がないのに釣れませんでした。 フライフィッシングが書かれた本などを読みましたが一向に釣れません。 それで、一時、フライフィッシングをやらず、餌釣りのみでやるようになりました。 フライフィッシングは見た目が格好よくあんな釣りで渓魚を釣る事が出来たら、という憧れがあり ましたが、釣りは釣れなければ面白くありません。 餌釣りは釣れました。 どんな川でもどんな状況でも必ず渓魚と出会えます。 こうなると、釣り自体に面白みが感じられなくなってきました。 それから、フライフィッシングと餌釣りの両方でやるようになりました。 フライフィッシングで釣れなければ、餌でやる。 餌で釣れればフライフィッシングをやるというように。 それでも、一向にフライフィッシングで釣れる気配がありませんでした。 「そう、あの時フライフィッシングなんて格好だけだと思っていたな。 今は、釣れる釣りだと思うけれど。 どうして釣れるようになったんだろうか・・・ もし、あのまま餌釣りをやり続けていたら今とはまた違っていただろう・・・」 これが、フライフィッシングをやり始めた時の事です。 何事も初めのうちは上手くいきません。 そこで、挫折するかしないかでこれからが違ってくるのですね。 |